６月２９日（日）、御幸小学校にて、あんずの家ハートフルコンサートが開催されました。
今回で、１０回目になる、ハートフルコンサートですが、簡単に１０回だと言うけど、僕たちのためにこんなに長く続けて開催していただけることは、本当にありがたいことです。
それに答えるには、この一年間、音楽活動で、やってきた成果を町内の方々に見てもらって、楽しんで頂く事です。それには、昨年より、少しでも成長した姿を見てもらいたいと言う気持ちで一杯でした。それなので、練習に明け暮れる日々が続きました。時には厳しい練習が待っている事もありますが、そんな練習をやってきたからこそ、皆様の前で、演奏が出来るようになったのです。
今回は、初披露の曲が２曲あり、AKB48の『恋するフォーシュンクッキー』と中島みゆきの『糸』は、今年になって、２曲同時進行で、練習をしてきました。私事になるのですが『糸』は、静かでテンポが、ゆっくりしていて、バーチャイムが引き立つ曲なので、僕は何時も以上に緊張し、その緊張感は半端なものでありません。「もし本番で、うまく出来なかったら、どうしよう・・・」と思ったら心配でたまりませんでした。そんなとき、主任さんが付いてくださって、入るタイミングの所で、合図を下さいました。何回がして、主任さん「今度は、私は合図をしないから自分で入ってみ」と、言われたので、やってみたら、タイミング良く入る事が出来ました。主任さん「そうよ！このタイミングを忘れないようにして頑張ってね！」と、おっしゃってくださいました。その言葉を聞いてからは、不安感が消えました。
そして、当日を迎えました。たくさんのお客様が来られて嬉しい事です。そんな中で、始まりました。『恋するフォーシュンクッキー』の曲に合わせて、地域の子供たちが踊ってくださって、演奏に花を添えてくださいました。曲が進むにつれて、拍手や手拍子をしてくださり、気持ち良く演奏をしていたら、もう最後の曲『HEY JUDE』になっていました。「１時間経つのは、早いな～」と実感しました。プログラムの全ての演奏が終了すると、お客様から「アンコール・アンコール・・・」をいただきました。そのとき、思ったのは、「こんなに僕たちの事を温かくみまってくださって、ありがたいな！」と、改めて感謝の気持ちで、一杯になりました。アンコール曲に『上を向いて歩こう』を演奏して無事に終える事が、出来ました。
最後になりましたが、このコンサートを主催してくださった、御幸学区まちづくり推進委員会の皆様には、貴重な休日にもかかわらず、早朝から会場のセッティングや準備等をしてくださって、本当にありがとうございました。

記事担当：正信