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2013.03.08 ブログ

聖夜のスペシャルコラボ

昨年12月24日のクリスマス・イブ、福山リーデンローズ小ホールでローズジュニア合唱団主催のクリスマスコンサートがありました。そこに、あんずの家はゲスト出演し、演奏させていただきました。
ローズジュニア合唱団の皆さんがあんずの家へ来られて、かわいい歌声を聞かせてくれたのは,3年前のことです。そのお礼に,僕たちのパワフルな演奏を聞いてもらいました。その日、あんずのメンバーから「合唱団とコラボできたら、面白いだろうなぁ。」という声が上がりました。ローズジュニア合唱団の皆さんからも,「あんずの皆さんといっしょに演奏したい。」という声が上がりました。これがクリスマスコンサートでの共演へのスタータラインだったのです。
合唱団との共演が決まった昨年7月、合唱団を指導されている籾山先生から、「子供たちの歌を響かせるために、音の強弱をつけてほしい。」という課題をもらいました。僕たちが指導を受けている北川先生からは何度も、「大きくなりすぎないように。」と言われました。とても難しかったけど,それだけにやりがいがありました。
あんずの家では、合唱団との本格的なコラボ演奏は初めてだったので、みんなとても楽しみにしていました。演奏曲はクリスマスソングメドレーです。誰もが知っているお馴染みの曲が中心ですが,ちょっぴり大人の曲『♪クリスマスキャロルの頃には』も加えて、9分間のクリスマスメドレーが完成しました。
12月に入って、前回とはすっかり顔ぶれの変わったローズジュニア合唱団の皆さんがあんずの家へやって来ました。共演に備えて,ドキドキの初顔合わせでした。早速、音を合わせてみると、すぐにピッタリと合いました。ローズジュニア合唱団の皆さんが,あんずの演奏テープで練習を積み重ねてこられたからです。それを知って,僕らのテンションが一気に高まりました。
たった1度の合同練習で臨んだ会場でのリハーサルでは,演奏の音量もちょうどよく、かわいらしい歌声が小ホールに響き渡り,本番への自信が深まりました。
本番では、ローズジュニア合唱団のメンバーが僕たちの車イスを押して、一緒にステージへ登場しました。満員になった客席に少し緊張したので、「一緒に頑張ろうね。」と声をかけあいました。
僕たちの演奏に合わせて、クリスマスメドレーの合唱が始まりました。やがて、子供たちの歌声に引き込まれたように、客席からも歌声が聞こえてきました。
イブの夜、ステージとお客様が一つになって素敵なクリマスプレゼントを作ったような感じがしました。
あんずのメンバーと,ローズジュニア合唱団の子供たちは,お互いを讃えあいました。
あんずは,合唱団とのコラボレーションという新しい演奏スタイルを経験して、グレードアップできたように思いました。籾山先生、ローズジュニア合唱団の皆さん、ありがとうございました。
また、いつかコラボできる日を楽しみに頑張っていきます。

記事担当 俊介

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