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3月25日〔日〕、「しんいち春まつり」に呼んでいただきました。
2011年度のラストのコンサートだから、みんな何時もに増して、練習にも熱が入りました。だけど、これまで野外ですると、なぜか天候に恵まれた事はありません。週間予報を見ると、当日の天気はヤッパリ、今回も良くない予報が出ていました。もし、雨が降ったら、室内でする事になっていました。
そして、当日を迎えたのです。この日は、朝から雨が降ったかと思えば、日が照ったりして、ハッキリしない天候でした。会場に向っている途中も、雨が降っていたうえに、強い風が吹いていました。「これでは外では無理だな。中ですることになるな・・・」車内でそんな話をしながら行きました。会場に着くと、外に楽器がセットしてあり、「え~??!!外でするの?」とびっくりしたくらいです。
今から7年ぐらい前になるでしょうか?福山平成大学で行なった時、強風で譜面は飛び、シンバルは倒れ、そのうえ、電源も落ちしてしって、演奏は途中で止まった出来事がありまかした。だから、今回は飛びやすい楽器には、ガムテープで固定したり、主任さんは、譜面が飛ばないように文鎮を用意していました。
そんな中、本番が始まったのです。ますます、風は強くなり、僕の横に置いていたスピーカーは、今にも倒れそうなぐらい揺れていました。それぐらいの強さの風でしたので、主任さんの譜面が飛びました。職員の門田さんが手早く拾って、主任さんに渡って、その時は「あぁ、良かったな」と思ったら、今度は、みぞれが降ってきました。気温も下がり、最悪な気象条件でしたが、曲が進むにつれて、お客様が増えてきて、熱心に僕たちの演奏を聴いて下さいました。「ここまで来たら、止まらずに最後まで行きたい」と思って何も考えず、一生懸命に演奏していました。その結果、無事に最後まで、止まる事無く演奏が出来たのです。終った瞬間「やった!最後まで行けて良かった!」と、思いました。大きなミスは無かったものの、気になることが多く演奏に集中出来なかったため、決して満足のいく演奏だったとは言えません。しかし、色々なハプニングがあったにもかかわらず、自分達の責任を全うできたことは、みんなの気持ち・・・これに尽きると思います。
最後になりましたが、主催して下さった方々には、楽器の設置や僕たちの移動のお手伝いして下さいまして、本当にありがとうございました。
記事担当:正信
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